ACTで学んだこと
ACTを学んでよかった
ACT、ご存知ですか?
第三世代の認知行動療法で、英語圏ではセルフラーニング用のHPも多くあります。
筆者は昨年こちらを半年かけて勉強しました。
●苦痛を逃げない、なくそうとしない
この考えがなによりも強烈でした。
筆者にACTを指導してくれた方がよく言っていたのは
「苦痛がありながらも、ごちゃごちゃ邪魔する感情がありながらもできてること」
苦痛は逃げても追いかけてくる(そりゃそうだ)、そこをなくすのではなく、
うまーく共存して自分のやりたいことができる状態である。
なんでこんな簡単な方法に気がつかなかったのだろう、と思いました。
●現実的に物事と折り合えるようになった
この考えがあると、今、こういうつらい気持ちがあるけれど、
職場にいけてるし、座席に座ってるな、とか。
そんなくらいのことであっても「つらい」という感情に逃げ込まなくなりました。
そんなときに筆者は目標を思い出して、「つらい」に目を向けず、
「目標」に目を向けられているのだと思います。
また、「つらい」をなんとかするために無理やり何かをして空回りすることもなくなりました。
折り合いをつける事が苦手で白黒はっきりさせたい筆者にはあっていたようです。
●ACTのワークブックがはこちら
筆者もこの本を元に勉強をしました。
大変だったけど、きりがないけれど、やってよかったという実感が今の生活を通じて得られています。
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