双極性障害の寛解 サインとの付き合い方
双極性障害を寛解した私が大事だと思う事
振り返ると、寛解に至るまで大事なことはいくつかあったのですが、
今回はその中で本やネットにも書かれていない意外なキーポイントについてお伝えしたいと思います。
双極性障害の治療のサインを知ることについて
双極性障害の治療では、薬を飲むのと同時に波のコントロールをしていくことになります。
その過程で、波のアップダウンの出始めに何が自分に起こるかを考えます。
俗に言う”波のサイン”とよばれるものです。
この双極性障害の波のサインが、寛解する上で大きなポイントになりました。
双極性障害のサインを気にしすぎないことが寛解につながった
双極性障害の治療を始めた頃、サインをワークブックに従ってまとめました。
私の場合は以下のような感じです。
躁の時:イライラしやすい、買い物に走る
鬱の時:お風呂に入るのが嫌になる
最初のころは、このサインをいつも気にして、少しでもあてはまれば頓服を飲まなければ!と対策をしていました。
一方で、イライラも買い物も、お風呂も、どれも躁鬱関係なく起こるので、どこまでがサインかわからない自分もいました。
そこで、サインが出たとしても敏感に反応しすぎずに、
「ああ、今時分はちょっと疲れてるのかな」
くらいにとどめ始めたところ、行動にブレーキがかかって余裕ができたのだと思います。
頓服を飲むこともなくなり、たまに波か?!と思っても、半日でとまるただの衝動に収まるようになりました。
もちろん、双極性障害を治療する上では、自分の状態を把握するのは大事です。
しかしあまり双極性障害の波に注意しすぎて、余裕をなくすとかえって私のように波に翻弄されるかもしれません。
人によって何がうまくいくかは、状況によってちがうと思いますが、参考になれば幸いです!
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