メンタルヘルスと人間関係(2)
メンタルヘルスの治療において大事な人間関係
前回の記事でメンタルヘルスと人間関係について記載をしました。
その続編です。
workwithpsychosis-nagoya.hatenablog.com
人間関係を見直す
前回の記事の中では、メンタルヘルスによって人間関係が見直されることを記載しました。その中で、筆者が見直したほうがよいと考える関係を取り上げます。
金銭の利害関係が発生する人間関係
これは、主に、お店の店員、習い事の先生などが該当します。
判断力が鈍る、また仕事ができなくなり収入がなくなった時に、お金との向き合い方が変わるのは当たり前のことです。
そのような時に、ものを買わせようとする店員からローンを組んでしまうという例は多いようです。
また、少額であっても、断れず買ってしまった経験は大きな喪失感を産むことでしょう。
これは筆者の経験ですが、2020年のコロナ流行で習い事を休みたいと申し出たところ、「月謝を収め続けろ」拒否したところ破門。
さらには2時間説教をたれて「生徒なんて金づるだ!」と暴言をはかれました。
こんな人間関係が何をもたらすのでしょうか。
ストレスだけがたまる人間関係
友人の中には、つきあいだけの人もいるかもしれません。
一緒にいるだけでマウンティングされる、愚痴をきかされる。
そのようなストレスがたまるだけの人間関係も見直した方がいいかもしれません。
また、病気に対してあれやこれや言う人もいるでしょう。
それが不適切でも流せない、まともに受けてしまうこともあるかもしれません。
こういった人とも切り離してみたほうがよいでしょう。
家族や職場の方などどうしてもきれない人間関係は距離をおきましょう。
本当に大事な人間関係はきれない
これは筆者の経験からです。本当にあなたを大事に考えてくれる人との関係はきれません。
あなたがどれだけ判断が鈍っておかしな状態になっていても、絶対にやり直せます。
もし、相手にひどいことをいっても、謝るしかない。
その結果も、自分の行動も、全てあなたが決める、決められることです。