ACTで日曜夕方の不安と憂鬱、「サザエさん症候群」解消法
日曜夕方の不安と憂鬱、「サザエさん症候群」
日曜の夕方になると、なぜか不安と憂鬱な気分に襲われます。
日曜の夕方といえばサザエさんが放送されていたことから、サザエさん症候群とも呼ばれるそうです。
今回はこの日曜夕方の不安と憂鬱に、筆者がACTで対処してから楽になったことについてご紹介します。
ACTという心理療法が不安に効果がある
ACTとは認知行動療法のひとつで、アクセプタンス&コミットメントセラピーの略になります。
筆者は日本のACT第一人者の研究室で学んだ心理士から、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)をまなぶ セラピストのための機能的な臨床スキル・トレーニング・マニュアルという本をベースに、マンツーマンでACTを学びました。
アメリカ的に捉えた日本のZENの思想が強く、お坊さんから言われる言葉のように自分を見つめる要素が強いと感じています。
実際にお坊さんにACTについて話したら、お坊さんの中にもACTを学ぶ人がいると教えてもらったような覚えがあります。
ACTで日曜の夕方を俯瞰してアクセプタンスしたら不安が減った
筆者の日曜の夕方の不安と憂鬱とのたたかいは、子供の頃からです。
よく考えると、一般的な教育を受ける日本人は、小学生から人間は週休2日制度を叩きこまれます(もっと早いと幼児教室からですね)。
そうなると、3才の頃から日曜の夕方に、自分の自由に使える時間が終わってしまう!!という焦りと、不安を抱えていたのだなと納得できます。
筆者は集団生活が好きではなく、今日したいことを心のままにすることが好きなので、幼児教室の段階からお家に帰りたい病を発病しつづけていると思います。
ACTという心理療法を習った時に、アクセプタンスという手法がありました。
自分にある不安などを受け入れるだけで、心理的な負担が減ります。
筆者の場合は、淡々と不安の輪郭を具体的にするという方法でアクセプタンスを行います。
上記のエピソードがまさにそれで、「ああ、そうなんだ」こう思えたらアクセプタンス完了です。
ACTは臨床心理士や公認心理師の中に専門家もいますし、英語ができるのであればオンラインでアメリカのものを取り入れる方法もあるかと思います。
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