わたし、双極性障害寛解しました(治りました)!

双極性障害10年闘病して寛解しましたアラフォーです。その中での気づきをシェアしようと思います。

うつでつらい、動けない時

うつでつらい、動けない時

これは病気でなくても経験することがあると思います。

今回はそのような時にどうするかという対策について、筆者が心理士から学んだ方法をご紹介します。

 

認知行動療法のACT

認知行動療法にはACTというものがあります。

アクセプトアンドコミットメントセラピーという、非常に日本語に翻訳するとわかりづらい(英語のまま学んだほうがわかりやすかった)ものです。

いわゆる、ZEN(欧米が独自に開発した禅思想)に基づきます。

問題を根本から取り除くのではなく、共存していくようなイメージです。

 

この場合は「うつでつらくて動けない自分」を拒否せず、認める、受け入れることです。

それを行うことによって心にほんの少し余裕をつくる。

その余裕で自分が今すべきことをする。

あたりまえのようですが、うつでつらいときは思考がうまく働かないこともあります。

そのような時に、このシンプルなシステムはよいと思います。

 

小さなきっかけの行動をする

これは行動分析を得意とする心理士から学びました。

うつでつらい、動けない、そこから動きたい時に小さい行動をとってみるのです。

例えば、とりあえず、掛け布団をとってみようとか。

そうすると呼び水のごとく「できた」実感が次の行動へ繋がっていく体験になれば大成功です。

よく言われますが、うつでつらい、動けない、そういう人が「うつぬけ」したきっかけは些細なことだった。

その些細なことを作ってみるわけです。

 

うつでつらい、動けないは一生続かない

これは「同じ状態は永遠には続かない」という言葉からきています。

もしも、うつでつらくて動けなくて、先の見通しも立たなくてどうしようもない、そのような状態にいたとします。

ただ、その状態が永遠に続くかというとそれはありません。

 

状態は続かないので、つらい今を絶望はせず、「今は」辛くて動けない。

ただそれだけのことで、きっと思ったよりも自分が抜け出すちからを出す時が来るはずです。

 

うつで風呂に入れないときは

こちらの記事にまとめました。参考になさってください。

workwithpsychosis-nagoya.hatenablog.com

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