復職復帰初日の挨拶に菓子折りは必要なマナー?!
復職の初日は誰でも緊張します。そこですべきことや迷うことを経験からまとめました。
なかでも、菓子折りを持って行った方がよいのかは悩む人も多いと思いますので、筆者なりの答えをお伝えしたいと思います。
菓子折りを買う前に「復職初日にしなければいけないこと」を考える
復職初日に必ずしなければならないのは会社に行くことです。
決められた時間に会社に行く。
そして上司や同僚に挨拶をすること。
それ以上できるなら、「謝罪」ではなく、休みをくれたことへの「感謝」を伝えること(企業に休職制度を儲ける義務はありません)。
そして、自分がいない間に少なくともそのフロアにいる人には、なにかしらのしわ寄せがあります。
業務を代わりにやってくれた人もいます。その感謝を伝えることは必須です。
復職初日にはすべきことがたくさんありますが、感謝はあとで少しずつでも大丈夫です。
絶対にしなければいけないのは、決められた時間に会社に行き、挨拶をすることです。
さて、菓子折りはその際に必要となるのでしょうか。
復職初日の挨拶に菓子折りは必要か
結論から言うと、復職初日の挨拶に菓子折りは不要です。
理由は、菓子折りを期待する人は通常誰もいないからです(企業の担当替えや年始など節目の挨拶でも菓子折りがないことがほとんどですよね)。
むしろ、もらって困るものとして捉えられかねません。
もし、菓子折りのひとつもよこさず、と言う人が大半を占めるような職場であれば、転職もありうると考えた方がよいかもしれません。
菓子折りひとつで露骨に文句を言う人が大半を占めるような人がいるということは、ただでさえ居づらい復職者にとって、相当居づらい職場となって再発しかねません。
再発して再度休むことになると、ますます社会復帰のハードルが上がってしまいます。
復職初日は菓子折りを渡すことではなく会社に行くことこそ必要
復職初日は「本当にこれるのか」これを一番心配されます。
復職初日にすることは、会社に行くことで、菓子折りを渡して頭を下げることではありません。
職場に決められた時間に出社できることが復職初日の仕事。
ただし、立ち居振る舞いをみられますから、社会人として最低限必要な挨拶だけはしましょう。
社会人としての立ち居振る舞いについては、前日などに新社会人向けのマナー本などでざっと復習しておくと安心です。
休職している間に意外と基本的なことを忘れてしまうこともあるからです。
復職初日は緊張と不安でいっぱになるのはだれもが同じです。
自分のすべきことは、出社することと挨拶、それくらいの気持ちで一歩を踏み出しましょう。