復職と周りの目を気にすることの大切さ
復職したら周りの目を考えよう
復職をすると、自分のことでいっぱいになります。
ときには周りが見えなくなることもあります。
ただ、職場に戻ると言うことは、常に周りの目にさらされるということです。
周りの目を気にしないと自分が辛くなるかもしれません。
復職後は周囲の目は厳しい
復職に至るまでの経緯を周りの人全員が知っていることはまずありません。
また、症状や配慮が必要なことについても同じです。
そうなると、
・時短勤務には"復職できたのにまだサボるのか"
・配慮には"特別扱いか"
とよく思わない(考えの方向性が異なる)人もゼロではありません。
また、病気自体への差別もあります。
理解力が乏しいと言えばそれまでですが、現実はその程度と捉えてちょうど良い距離感や感覚を感じ取り、言動に注意するとよいでしょう。
周りの目が全てではない
周りの目は気にしなければなりませんが、自分を追い詰めることはないと思います。
"色々言う人がいるな、でも私が今ここでするべきことは誠実に仕事に取り組むことなんだ。だから目の前の仕事をコツコツやり、周囲の人には謙虚に接しよう"
そんな風に思って静かにやり過ごしましょう。
そういったことに慣れて社会へ戻っていくことは、あの時できた、という大きな自信になります。
もし、復職した職場が合わず会社を辞めたり、再度休職や退職など社会から離れて治療するとき。
そこから再就職や転職をして社会復帰をするときにも、「あの時できたから今は大変だけどできるはず」というレジリエンスの力にもなります。