セラピストに恋をしたら
セラピストのあの人が好きなんです
まじですか。セラピストへの恋愛は一大事。前回の続きです。
workwithpsychosis-nagoya.hatenablog.com
セラピストと患者の恋愛は成就しない
患者とセラピストとの恋は成就しない。それが一般論です。
お互いにメリットが何もないから。
セラピストの側では、もし、クライアントに「手を出した」となったら
信用が大事な仕事の要を失うわけで、仕事を失う可能性もあります。
そんなリスクを犯す人、たくさんいると思いますか?
患者の立場でも、成就しないセラピストとの恋に傷つき治療が遅れる。
相性がよくてもセラピストが交代となるといったデメリットがあります。
セラピストに恋をしてしまったらどうするか
セラピストに恋をしたところで、前提として成就しない。
それであれば、冷静になって、以下の3点を考えてみてください。
a)「成就しない相手」に費やす情熱、時間
b)「自分の治療」に費やす労力、時間
c)「成就しない相手をさっさとあきらめ、成就する可能性のある相手」を探す
まず、a)とb)のどちらを優先させるかの2択です。
時間も労力も有限で、特に病気をしている間は休むことが重要でもあります。
その間、一番やらなくてはいけないのは、自分の病気を治して社会生活を送ること。
成就しないセラピストとの恋を考える時間は、少ない方がいいですよね。
労力をかけても何も得られないですし。
それでもあきらめられない、心が割り切れないならば、a)とc)を比較してください。
そしてc)についてはa)よりよっぽど幸せになれると思いませんか?
要するに、現実をみろ、ということです。
セラピストとの恋についてのまとめ
セラピストと恋におちてもどうにもなりません。
そのエネルギーを自分の治療に振り向けるように、気持ちを切り替えることをおすすめします。
セラピストの恋と言ったらファーストラヴ (文春文庫)もなかなか面白い本でした。
とてもぞくっとするほど人の心理を掘っていながら、ライトに読むこともできます。