オープンとクローズドの注意点
オープンとクローズドの注意点とは
前回以下の記事でオープンとクローズドの記事を記載しました。
今回はその注意点についてです。
workwithpsychosis-nagoya.hatenablog.com
●オープンの就職で注意すること
薄給です。生活が成り立つかどうかを必ず確認してください。
家計簿を見直し、今までの支出から必要な収入を計算してください。
例えば事務職の場合、大手であっても額面で20万円あればいいほうです。
●精神系は不利
なぜかというと、「見えない障がい」と捉えられるからです。
何が起こるかわからない。
「腎臓の透析であれば、身体の損傷であればまだわかりやすい。
でも、目に見えないことを言われてもリスクが高すぎる」
これは、筆者のかつての上司が採用を担当していたときに口にしていたことです。
ただし、逆に言えば、自分の口で説明ができれば良いのです。
「こうだから、こういうことが必要、こう言うことが起こりうる」
また、不利な分、努力をどれだけしているかは必要、甘える姿勢は断られる原因です。
「一度にたくさんの情報があるとパニックになりやすいので、必ずノートに書き出します」
こんなことでOKなんです。
とはいえ、不利であることは理解した上で、それを存分に補える
・これまでの経験
・資格
・能力(語学、特別な経験も含む)
こういったものがあるのであれば、大丈夫かもしれません。
ポイントは、「障がいのない人を取るよりむしろお得」と感じさせること。
●クローズドの注意点
果たして自分がその環境で症状をださずにやっていけるか、が事前にどれだけ見込めるかでしょう。
たとえば、
・双極性障害でリズムの安定が求められる人が交代制の仕事を選んだ
・人とコミュニケーションをとることが極度にできない人が接客を選んだ
悪化する可能性が高いですよね?
想像力をしっかりと働かせてこの点をよく考えましょう。