復職を確実にするための方法
復職を確実にするために時短勤務から始める
復職について、まず会社に来れることを達成することが大切だと言われています。
会社に来れなくなってしまう理由があって、休んでいるのですからそこがスタートになります。
スタートでもあり、大きな壁でもあるフルタイム勤務。
ここをクリアするために利用したいのが時短勤務です。
復職のための時短勤務とは
復職の場合の時短勤務は、フルタイムに向けて心身を慣らしていくようなものです。
子供が小さい人の時短とは、意味が大きく異なります。
多くは午前中だけの勤務から始めて、勤務時間を定時に近づけます。
ただしこの時短勤務は企業に義務とされていることではありません。
大手企業では慣例的になっていますが、もしも制度がなければ、産業医や主治医の意見の元で職場に相談すると良いかもしれません。
休んだけどやはりダメだった、それでは自身も職場も損失しか残らず辛い思いをすることになる可能性が高くなってしまいます。
時短勤務を利用した復職を成功させるポイント
時短勤務の場合、ギャップ分析のフレームワークを使うと良いです。
紙に横線を2本引き、ゴール(上の線)をフルタイム勤務、スタート(下の線)を復職日として、その線の間=勤務時間のギャップ、を埋める階段をえがきます。
1段目は第1週目〜2週目の午前勤務ができる、2段目は第3週目〜午後3時までの勤務ができる、というように書いていきます。
もし、第3週目に午後からの勤務があるなら、第二週目は午前勤務のみでも外で午後の時間まで過ごして帰る。
そうやって体を時間の縛りだけでも慣らしておくことで、「できそう」という実感が高まり、失敗カウントを減らすことができます。