メンタルヘルスと働くための支援窓口
ついに復帰!!折れないために
●復職してからの定着が大事
前回に引き続き、支援窓口の話です。復職してからの支援がなぜ大事か。
それは復職後の定着が非常に難しいからです。
考えて見てください。
例えば、「職場環境が原因なのに元の環境に戻る」
これに対して数ヶ月で有用な対策がどれだけ打てるのでしょうか。
そこで考えたい支援は3つです。
●主治医の支援
あなたの病気をずっとみてきたキーパーソンの一人、主治医。
薬を状況にあわせて適切な量に調整してもらうことは大事です。
また、話をしっかりきいて受け止めてくれる、適切な助言をくれる先生であればなおさら支援を仰ぎたいところですね。
ただし、民間企業勤務経験のある医者はほぼいませんから、現実とかけ離れたことを言うこともあることは覚えておいてください。
●活用していたリワーク施設の支援
薬をだすことはできませんが、辛さや困りごとを立ち直るまでを支えてくれたスタッフに相談する、打ち明けるだけで楽になることがあるかもしれません。
また、心理士等専門職がいる場合、症状に合わせた本人の行動や生活のアドバイスが受けられることもあります。
イメージとしては、医師よりもっと細かくはなしをきいてもらうという感じでしょうか。
●職場の支援
これはかなり寛容な職場であるか、あなたが職場で一定の功績を残した場合のみ期待できる支援です。
例えば、通院時間への配慮、言動にこのような症状がでてしまうからこのようにさせていただけないか、という事前のお願いなどでしょうか。
あくまで、お願い、なんです。
結論としては、支援を仰ぎつつ自分でなんとかする。それが病気と折りあいながら働く基本です。
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休職になったときの支援窓口
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