双極性障害が壊す人間関係
双極性障害によって壊される人間関係
双極性障害から立ち直ることについての記事を続けています。今回は双極性障害によって人間関係にいかに影響がでるかということを体験も交えてお伝えします。
双極性障害の波が原因だった
下記の記事で、私のはまってしまったループについて記載しました。
「治らない病気」双極性障害から立ち直る - メンタルヘルスとともに働くこと-Working with Flexibility-
双極性障害の治療をしなかったことにより症状=気分の波
がでてしまい、それが人間関係を壊す原因となっていました。
双極性障害の波で危険なのは躁だった
私の場合、波が上がっている状態では、他人や物事についてイライラしてしまうことがありました。
その中で公私にわたって人間関係に支障をきたした最大の事は以下の2つでした。
・頭ごなしに人の間違いを(正論)指摘する
・自分が正しい(正論ではある)という強烈な思い込みで、人に意見し無理に実行する
結果は
「ロジックは間違っていないが、社会生活を送るうえで間違った行動をとり、破滅的な結果を引き受けねばならない」
ということでした。
結果的に職場の人間関係を悪化させて左遷されたり、我に返った時にはなんてことだ!としか言えませんでした。
双極性障害で人間関係を壊さないためにすべきこと
体験からですが、以下の内容が言えるのではないかと思います。
・双極性障害についての心理教育をリワーク施設等で受ける
・服薬をする
・心理士等専門知識のあるカウンセラーのカウンセリングで、言動と結果を見直す作業を行う
・仕事を辞めない(仕事をしていない場合は、治療に専念する)
・会社など社会生活の場で「周囲の人」がしないことはしない
そう、治療をしろ、ということに尽きるのです。
特に、自分のことを振り返るのは混乱の中にいる自分ひとりではできないことです。
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